差し乳?おっぱいがでなくなった?

最近おっぱいが張らなくなって、母乳の出も悪くなった気がする…。

焦らなくて、大丈夫です!
解説しましょう!
おっぱいが張らない?差し乳とは
授乳中の乳房を大きく分けて溜まり乳、差し乳と聞くことがあります。
授乳開始初期は、まだ赤ちゃんの飲む量と乳汁産生がうまくかみ合わず、母乳が乳房内に溜まりがちである為おっぱいが張っている、重いと感じる状態が続く事が多いです。(溜まり乳)
個人差はありますが、授乳リズムが整ってくると赤ちゃんが飲む分だけ母乳が産生されるようになる為、おっぱいの張りを感じにくくなります。
この状態が差し乳と言われています。
差し乳とは
普段からあまりおっぱいが張らない
授乳間隔があいてもほとんど張らない
赤ちゃんがおっぱいを吸うと一気に母乳が分泌される
つまり差し乳は、赤ちゃんがおっぱいを吸いついた時に、飲む分だけ母乳が出てきます。
母乳が出なくなったわけではないのです。
おっぱいが張らなくなったからといって、すぐにミルクを増やすのは早計です。

なるほど!
でも、今まで張っていたのにおっぱいの張りがなくなると、母乳の出が悪くなったのでは?と心配になります…

そうですよね。
では、“母乳が足りているか判断する基準”についてお話しましょう。
“母乳が足りているか”判断する基準
“母乳が足りているか”判断する基準
- 赤ちゃんのおしっこの回数が5回以上/日である
- 授乳間隔が2時間以上はあく
- 赤ちゃんの体重が25~30g/日増加している(生後3か月頃までの目安)

授乳時に母乳量を計測して、数字で量を確認すると良いですね。
母乳が足りなくなったのでは?と心配している方は専門家に相談して不安を解消しましょう。