母乳が足りないサイン
赤ちゃんにおっぱいが足りてるのかな?
どのくらい飲んでるかわからなくて不安…。
ミルクと違って母乳はのんでいる量が見えないので、足りているか心配になりますよね。
今回は「母乳が赤ちゃんに足りているか」判断の目安についてお話します。
母乳足りない?「母乳が足りている」と判断する目安とは
「母乳が足りないのかな?」と不安な方へ
母乳が「足りている」と判断する目安について解説します。
赤ちゃん側のサイン
- おっぱいを吸っている時にごくごくと飲み込む音がしている
- 授乳後満足そうにしており、次の授乳まで2時間以上空く
- おしっこが5回/日以上出ている
- 赤ちゃんがムチムチしてくる
*うんちは溜めて出す赤ちゃんもいる為、一日でなくても哺乳量が足りてないとはいえません。
ママ側のサイン
- 授乳前後でおっぱいが軽くなる
- 赤ちゃんが吸い付いている時、乳房までひびいている
- ちゅぱちゅぱ音を立てずに吸っている
- 赤ちゃんがおっぱいを吸っている間、痛みを感じない
母乳が足りているか、赤ちゃんの体重を測定してみましょう
哺乳量が十分かどうか確認するのに、一番確実なのは赤ちゃんの体重を測定することです。
生後数か月の赤ちゃんは体重が25~30g/日増えるのが目安となっています。
ここで注意してほしいのが、(数日間の体重増加量÷日数)で出た数字が基準となります。
例:5日間前3000g、本日3200g、の場合、200÷5=40で40g/日増となります。
赤ちゃんの体重はコンスタントには増えていかず、大きく減る日もあれば一気に増える日もある為、平均値をみていく必要があるのです。
この数字をもとにして、赤ちゃんの現在の体重から一日の必要量を計算し、哺乳量が足りているかどうかを検討します。
自宅の体重計だと細かい数字は出ないので不安な方は早めに専門家に相談して解消しましょう。
生後数週間で赤ちゃんは急激に大きくなる時期があり、それまでは満足していたのに、頻回になったり授乳後も欲しがったりすることがあります。
すぐに母乳が足りないのだと判断せずに直母時間を長くする、頻回にするなどして様子を見ましょう。
そうすることにより母乳分泌が上がりまた授乳リズムが整ってきます。
また夕方から夜にかけては一日の疲れが出て、母乳量が一時的に減ることがあり頻回授乳に陥りやすいです。
授乳前に乳房を温めたりマッサージして血行を良くしておっぱいをあげると量が増えるので、心当たりがある方は試してみましょう。