おっぱいがチクチク痛い…。
授乳に関係なくおっぱいが針で刺したようにチクチクします。心配…。
おっぱいがチクチクするのは排乳障害が原因のことが多いです。
おっぱいがチクチクする原因
排乳障害とは、乳腺の中の流れが滞って母乳の出が悪くなることで、血行不良、凝り、おっぱいのしこり、乳汁のうっ滞等が元になっています。
夏場ではエアコンの効いた部屋に長時間いると体が冷えて一時的になる方もいます。
排乳障害が起きた場合
母乳の出が悪くなるため赤ちゃんは引っ張りのみをしたり、すぐにはなしたり、嫌がったりと今までの吸い方に変化が出ることが多いです。
対処法
原因を取り除くことが排乳障害を治すことにつながるので、血行を良くするために体を温めましょう。
(ブログ:体の冷えと母乳分泌参照)
また、おっぱいのマッサージも効果があります。是非自己マッサージを行いましょう。
(ブログ:自分でできる乳房マッサージ参照)
おっぱいのしこり、乳汁のうっ滞が原因で排乳障害を起こしている場合は、専門家に乳房マッサージを受けることをお勧めします。
しっかり排乳し流れを良くする事で排乳障害は改善します。
もともと冷え性・凝りがひどい方はチクチク感がなかなか消失しないことが多いです。
冷えの養生を続ける事で徐々に良くなっていきます。
冷えの養生
軽く上半身を動かす、足首を冷やさない、胃を冷えたままにしない(冷たい物を食べた後は温かいもので胃を温める)ようにするなど、少しずつ体の冷えと凝りを改善していきましょう。
特に産後0か月のママは、まだ湯船に浸かれないのもあり体が冷える傾向にあります。足湯をしながら自己マッサージを行うと効果が上がるので、試してみてください。(例:赤ちゃんが寝ている時に、浴槽にお湯を張りふちに腰掛けながらマッサージを行う等)