離乳食と授乳回数

そろそろ離乳食を始めようと思うのだけど、授乳はどうしていけばいいのかな?

はい!離乳食の始め方と進め方、離乳食時の授乳についてお話しますね!

離乳食の開始時期と進め方

離乳食の開始時期

離乳食は初期、中期、後期、完了食と分けられます。

大体、5~6か月から始めるのが一般的ですが、首が座っている、支えると座れる、食べ物に興味が出てきた等々、赤ちゃんの成長に合わせて開始時期を決めていきます。

最初の1か月は1回、2か月目から2回、3か月目から3回と様子を見ながら回数を増やしていきます。

離乳食初期の授乳

離乳食を始めたばかりの時期は、母乳・ミルク以外の食材に慣れていくのが目的で量は食べません。

ですから、授乳回数に影響することはあまりないことが多いです。

5か月頃の授乳回数は個人差はありますがが平均5回~8回です。

最初は現在の授乳回数+離乳食と考えます。

基本的には離乳食の後に欲しがる分だけおっぱいをあげていきます。(ミルク量は今まで通りでOK)

離乳食の回数が増え食べる量が増えてくると、おっぱいを一回に飲む量が減り、授乳回数も徐々に減ってきます。

基本的には赤ちゃんのペースに合わせて授乳をしていき、授乳回数が減り一回に飲む母乳量が少なくなっていく状態に、体が順応していくのを待ちます。

離乳食時期の母乳トラブル

この時期に起こりやすいトラブルは乳腺炎、しこり、水疱、乳頭・乳輪の傷が多いです。

母乳が乳房に溜まりがちな状態が続くため、母乳の出がこれまでと変わり赤ちゃんが引っ張りのみをしたり、噛んだりして傷がつきやすいです。

母乳トラブルの予防

  • 授乳前に自己マッサージを行う(自分でできるおっぱいマッサージ参照
  • 授乳後に乳房の張りが強いときは楽になるまで搾る
  • 引っ張りのみ、噛まれた時はすぐに外して長く吸わせない
  • 離乳食の最後にお茶やお水を赤ちゃんに飲んでもらってから、おっぱいをあげる(乳頭からの雑菌の感染予防)

離乳食が進み授乳リズムが変化していく中での乳房トラブルは、一度おかしくなると治るまでに時間がかかります。

少しでも不調に気づいたら悪化する前に早めに専門家に相談しましょう。