赤ちゃんの抱っこの仕方と背中スイッチ
生まれたての赤ちゃんは小さくあまりに頼りなく、どうしてよいのかわからず怖くて、どうやって触ったらよいのか不安になります。
そんな首が座る前までの頼りない赤ちゃんの抱っこのコツについて今回はお話します。
赤ちゃんの抱っこの仕方
赤ちゃんはママのお腹の中で、ママの声を聴きながらずっと丸くなって快適に過ごしてきました。
それなのに、生まれた途端硬いベットに寝かされて、背中をまっすぐにした仰向けの状態になります。
赤ちゃん的にはママの声もぬくもりも感じられず、落ち着かない姿勢で不安になって泣き出す子もいます。(背中スイッチが入ると言います)
抱っこをして泣き止むのは、お腹の中にいたときに近い状態になるため落ち着いて安心するのです。
しかし、抱っこが不安定だと赤ちゃんが落ち着かず泣き止まないことがあります。
赤ちゃんが落ち着くのは密着して安定した抱っこになります。
横抱き
まず、首とお尻の下に手を入れてあかちゃんをもちあげる。(利き手はお尻側の方が抱っこしやすいです)
首の下の手を体に沿わせながら背中に移動して、肘の上に赤ちゃんの首が乗るように支える。
自分に赤ちゃんを引き付け、お尻側の手をずらして赤ちゃんの体を抱きしめるように密着させる。
チェックポイント
- 首の下に肘が来ているか?
肘の上に赤ちゃんの首が乗っていないと、赤ちゃんの首がぐらぐらしてしまう。
- 赤ちゃんとママの体は密着しているか?
隙間があると不安定になり赤ちゃんが落ち着かない。
抱っこしても赤ちゃんが泣き止まない時は?
お尻側の手のひらで背中あたりを軽くポンポンと規則的なリズムで振動を与えてみましょう!
他にも、こんなことを試してみましょう!
・赤ちゃんをしっかりと抱きしめて左右に揺れる
・抱っこをしたままスクワットをする(上下に揺れる)
ポイント:赤ちゃんのみを揺らすのではなく、ママ自身が体を揺らす。
(赤ちゃんだけ揺らすと不安定になりやすいため)
縦抱き
ある程度首がしっかりとしてからの方が抱っこしやすい。
はじめは座った状態で、赤ちゃんのお尻を太ももに乗せて抱っこすると怖くない。
赤ちゃんの首(首の付け根から肩のあたり)とお尻を支える
赤ちゃんの顔、体を自分の胸に預けるようにして密着させ、お鼻とお口が塞がっていないか確認する。
泣き止まない時は背中ポンポン、抱っこをしたまま揺れてみる
縦抱きは密着度が高く、赤ちゃんが落ち着きやすい抱っこです。
しかし、首が座っていない赤ちゃんは自分で頭を動かしにくい為、窒息する危険があります。
抱っこしたまま寝入ったり目を離さないようにしましょう。
寝かしつけるために抱っこをしている時は、赤ちゃんが深く寝入ってから寝かせると背中スイッチが入りにくいです。
背中スイッチを入れない方法
やっと寝た、と思っても布団に下ろすと起きてしまう・・・
背中スイッチを入れないポイントは、背中がまっすぐにならないように寝かせることです!
背中にクッションなどを置き背中を支えて横向きに寝かせ、上に向かないようにする。
授乳枕のカーブに赤ちゃんを斜めに寝かせ、背中がまっすぐにならないようにする。(吐き戻しの予防にもなる)
すぐに離れず、しばらくポンポンして起きないのを確認してからそっと離れる。
以上抱っこと背中スイッチについてでした。是非参考にしてみてください。